既往借入額を理解する
既往借入額という言葉があります。これはキャッシングでもカードローンなどでも存在しているのですが、各種ローンを利用していく際に記入する書類に既往借入額を記載する欄が用意されていることがあったり、担当者から聞かれることもあります。このような時には正確に記入しなければなりません。
そもそも既往借入額というのは、借入の申込みを行った時の借入金の合計額であり、負債として計算されていきます。この既往借入額に当てはまる借入は分割払いをしているキャッシングやカードローンなどになります。借入時の枠も該当してきますので注意しなければなりません。そしてキャッシングでは利用しながら借入の申請を行っていく時に返済を行っている状況であれば、その金額も含まれてきます。借入の全体像がこれで分かってくるのです。
借入の限度額を設定する時には、既往借入額が大きな影響をもたらします。そして借入の申請を行っている金融機関が、申し込んだ人に対して融資可能かどうかを判断する材料となってきます。現在貸金業法では総量規制が敷かれており、年収の3分の1までしか借りることができません。既往借入額が総量規制に引っかかるようであれば、まず審査で落ちてしまうことでしょう。